2012年01月21日

さくやな祭り トークLIVE Part 2. 「まち」

さくやな祭り トークLIVE Part 2. 「まち」は、
“未来の静岡を担う子どもたちが、地域とともに輝くために、今できる「まちづくり」とは?”
をテーマに、真宗大谷派成真寺 住職 土屋慶史さん、学校法人静岡理工科大学静岡デザイン専門学校 校長 久保田香里さん、特定非営利活動法人atamista 代表理事 市来公一郎さんがディスカッションをおこないました。

出演者の方々のプロフィールは、さくや姫、さくやな人々をご覧ください。

土屋慶史さん
久保田香里さん
市来公一郎さん


土屋さんの考えるまちづくりは、「片隅をてらすまち」です。 全国の学校やコンビニエンスストアよりもお寺のほうが数が多いそうです。土屋さんは、お寺が、今、地域の人々にとって役立つ場所にあり、仏教が人々の役に立つことができると感じているそうです。そうなることで、家庭内暴力や いじめの問題の解決の手助けができたらというお話をされました。「行政であれ、お寺であれ地域の隅々、光の当たらないところにまで手を差し伸べることができるまちづくりを目指したい」とおしゃっていました。


久保田さんは、「若者が、学び、育ち、つないでいく」まちづくりのお話をされました。
人に何かを教えるということは、その人の可能性を引き出すこと。地域の課題を常に探して、それについて学生が考えることができる教育、学びの場、しくみづくりを考えているそうです。学生の経験値をあげるために、10年間にわたり、大道芸のポスター作りを学生のプロジェクトにしているのは、まちをしらべることにつながっているとおっしゃっていました。

市来さんは、「まちづくりをしなくてもまちづくりできているまち」のために活動をされています。観光のまち熱海が衰退し、人々に元気がなくなってきたと感じたとき、自分が、生まれ暮らしていく、自分の人生を楽しむために、熱海をよくしたいと考え、観光のまちでなくてもいいのではないかと思ったそうです。20歳ごろヨーロッパの旅を体験し、ゆとりがあり豊かな社会だと感じ、熱海もそんな風にできないかと思ったそうです。自分がどんな暮らしをしたいかという思いが、まちづくりのプロになろうと決心したきっかけだったとのことです。

「まちづくり」のいろいろなかたちが話し合われました。みなさん、地域の未来を真剣に考え、活発に行動されていることを、とても心強く思いました。


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